■「また教壇に立ちたいと思えるようになりました」(30代女性・高校教員)
同僚からの無視や陰口に悩み、教室に入るのもつらくなっていました。カウンセリングでは、私の話を否定せず、ゆっくり聴いてくださり、「あなたは間違っていない」と言ってもらえた時、涙が止まりませんでした。
アドラー心理学の考え方もわかりやすく教えていただき、「自分の価値を他人に決めさせない」という言葉が深く心に残っています。
今では、生徒との関わりを前向きに考えられるようになり、もう一度、教壇に立ちたいと思えるようになりました。
■「この人は、本当に私の苦しみをわかってくれる人だ」(40代男性・中学校教員)
言葉のひとつひとつに、経験からくる深い共感と、誰かを否定せずに受けとめる姿勢を感じるはずです。
学校現場の理不尽さ、周囲の無理解、どうにもならない無力感——それを「知っている人」に話を聴いてもらえる安心感。私が感じるのは、「大丈夫、ここでなら本音を話していい」という感覚です。
そして、このカウンセリングには、ただ「慰める」のではなく、「希望を取り戻して、もう一度前に進めるようにする力」があると感じます。アドラー心理学に基づいた支援は、「共に考える」「勇気づける」ことを大切にするもの。だからこそ、ただ傷を癒すだけでなく、「行動に移せる力」をもらえる時間になりました。
やっとわかってくれる人に出会えました。少しずつでも、私らしく、また教育と向き合ってみたいと思います。